チャリオット・スケートは他の材料を使用することで安く作れないのですか?

発明者より:

最初の試作品は16インチの車輪でしたが、190cmの身長の人には車輪が小さすぎました。私の足が大きすぎて車輪内に収まりませんでした、その結果ランドローラーのような角度になり、また主軸が足に近すぎる設計になってしまっていました。2台目の試作品は20インチの車輪でしたが、やはり私のような身長と靴のサイズ(20インチの車輪は150cmから180cmの身長には適しています)には小さすぎました。3台目の試作品は24インチの車輪で、ちょうどよいサイズで私にはこれより小さなものは合わないと感じました。16インチは大人には不適切ですが、子供には最適です。

チャリオット・スケートは車輪部が窪んでおり、足が主軸の下側に位置するようになっているのが特徴です。足の前側が車輪の接地部の上側に位置するようになっています。このユニークな車輪に窪みをつけた設計の為、スポーク付の車輪では足を主軸と車輪の接地部の間に位置するようにできないのです。最初の設計は最先端のアルミニウムを使ったものでしたが重く、硬度が足らないために変形する傾向がありました。少しでも変形するということは、足が車輪に当たってしまうという可能性を意味します。大変小さな歪でさえ、足に車輪が当たる事はなくとも、不安定さやコントロールし難くなるという結果をもたらします。自転車用のアルミニウム製車輪を販売する会社等は説明書にどうやって変形した車輪をまっすぐに直すかといったことを記していますが、横からの衝撃等が大きいスケートなどに関しては、アルミニウム製の車輪はより頻繁に変形することを意味します。ちなみに24インチのアルミニウム製の車輪は1つが1.7キロであるのに対して、カーボン製のものはたったの800グラムです。

果たして誰が片足ごとに5キロの重量のスケートをはいてスケートをすることに興味を示すでしょうか?これでは怪我の原因にもなりかねません。またジャイロスコープ効果(回転儀効果)により車輪の重量はスピードが増すにつれて増加するようになりますので、これは走行時のコントロールにも悪影響を及ぼすことになります。スケートをする際には地上から足を持ち上げ、そして方向を変えて下ろしますが、この動きの中でジャイロスコープ効果でさらに重くなった車輪をコントロールするのは非常に困難となります。

チタンはカーボンと比べて決して安いものではありませんが、チタン製の車輪は良いものかどうか、また大人用のサイズをカーボン以外の材料でどう作れるのかは疑問です。体重の軽い子供用のスケートの車輪に限っては、ファイバーで強化されたプラスチックでもよいと思われます。